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2023.07.20
【SNSのプロが徹底解説】今話題の「Threads(スレッズ)」とは?企業はどう活用すべきかで解説した「Threads(スレッズ)」のリリースから2週間、私たちSocial AdTrimのSNSコンサルタントがキャッチアップした企業の活用状況をアップデート情報と共にご紹介します。
※2023年7月20日時点の情報になります。
目次
・ユーザー数・機能アップデート情報・話題の投稿・企業のアカウント開設状況・企業のSNS担当者はどうする?・まとめ
Metaが提供する新SNS「Threads」のユーザー数がリリースから5日目となる2023年7月10日に1億人を超えました。
▼マーク・ザッカーバーグCEOの投稿
Post by @zuck View on Threads
2023年7月14日(金)17:00時点では目立ったアップデートはありませんが、MetaでThreads開発を率いるアダム・モッセリ氏が7月11日、「フォローフィード、編集機能、投稿検索など、明らかに欠けている機能」について「優先順位を決め始めている」と投稿していました。
▼アダム・モッセリ氏の投稿
Post by @mosseri View on Threads
Threadsは開始5日で1億ユーザーを超える急成長により、開発チームはこれまで、機能を維持しバグを修正することに専念していたという。今後は、フォロー限定フィード、編集ボタン、投稿検索など「明らかに欠けている機能」の開発を優先し始める予定だとモッセリ氏は投稿。どの機能を優先して実装していくかは名言されていませんが、今後、機能が拡充していくことが予想されます。また、モッセリ氏は「気に入っている隠し玉機能」として自分の投稿に返信可能な相手を制限する機能を紹介しています。Threadsの投稿欄の左下の「すべての人が返信できます」をタップすると「すべての人」「フォロー中のプロフィール」「メンションのみ(投稿内にアカウントを記載した相手のみ)」の3つの選択肢が表示され、返信可能な人を制限することができます。
追加アップデート情報(8/15 追記)
Post by @camroth View on Threads
Post by @threads View on Threads
Threadsでは、8/15までに複数の追加アップデートが行われました!その中でも特徴的なものをいくつかご紹介します。■翻訳機能投稿の翻訳機能が実装されました。
翻訳の方法
投稿の右下にある翻訳アイコンをタップ右下の翻訳アイコンをもう一度タップすると、元の言語に戻ります。フィード投稿だけではなく、返信も翻訳が可能です。
■フォローフィードの表示新たに、フォローしているアカウントの投稿のみを表示するフィードができました。Meta社はこの機能を、最も多かった要望の1つであったと発表しています。フォローフィードの表示を行う手順
1. Threadsアプリのホーム画面上部にある「@」ロゴをタップする2.「おすすめ(For You)」と「フォロー中(Following)」の2つのタブが表示されるので、表示したいタブをタップかスワイプする
Meta社によると、「おすすめ」フィードにはフォロー中アカウントと推奨アカウントからの投稿が混在し、「フォロー中」ではフォローしているアカウントの投稿が最新のものから順に表示されるとのことです。
■フォローしていないユーザーからの通知設定自分がフォローしていないユーザーからの通知設定を行うことが可能になりました。通知設定画面を表示する手順
1. プロフィールページ右上の「=」ボタンをタップ2. 「お知らせ」
3. 「スレッドと返信」
通知設定画面では、【いいね】【返信】【メンション】【再投稿】【引用】【初めてのスレッド】の6項目に関して通知設定を行うことができます。フォローしていないユーザーからの通知を受け取りたくない場合は、「フォロー中の人から」の項目をオンにすることで通知をオフにすることが可能です。■スレッド返信ページでのフォロースレッドの返信ページからフォローが可能になりました。フォローを行う手順
1.スレッドのアイコンをタップ2.「@~~ をフォローしますか?」と表示されるので、「フォロー」を選択
■InstagramのフォローリストをThreadsで閲覧するInstagramのフォローリストをThreads上で閲覧可能になりました。フォロワーリスト表示の手順
1.プロフィールページの「フォロワー〇人」をタップ2.「フォロー中」のタブで、ページ上部に「Instagramでフォローしていて、Threadsではまだフォローしていない人をチェックしよう」が表示される3.「すべて見る」をタップすると、「Instagramと同じアカウントをフォローしますか?」という文章とともに、検索欄の下にフォロワーリストが表示される
追加アップデート情報(9/14追記)
■Web版(threads.net)の公開
アカウント設定やプライバシー設定はWeb版で変更が可能になりました。それ以外の機能はアプリと同様に使用可能です。■Threadsのアカウントのみを削除する機能Instagramアカウントは削除せずに、Threadsのアカウントのみを削除できるようになりました。※ただし、Instagramアカウントとの紐づけは削除できないので、ご注意ください。Threadsアカウントの削除手順1. プロフィールページ右上の「=」ボタンをタップ2. 「アカウント」3. 「プロフィールを利用解除」
■設定で過去に「いいね!」した投稿をまとめて見れる項目の追加自身が「いいね!」した投稿をまとめて見ることができる機能が追加されました。投稿された順ではなく、自身が「いいね!」した順に投稿を見ることができます。過去に「いいね!」した投稿をまとめてみる手順1. プロフィールページ右上の「=」ボタンをタップ2. 「あなたの「いいね!」」
■フォローリスト内でのアカウント検索と並び替え機能フォロー中のアカウントが新しい順、古い順に並び替えが可能になりました。フォロワーに関しては並び替え機能がなく、検索機能のみが可能です。全てのアカウントに実装されているわけではなく、順次実装しています。フォローリスト内のアカウント並び替え手順1. プロフィールページの「フォロワー〇人」をタップ2. 「フォロー中」をタップ3. 「並び替え」をタップ
■プロフィールにメンションボタンが追加会話を簡単に始められるように実装された機能です。さらに、プロフィール内の「スレッド」「返信」の他に「再投稿」が追加になりました。メンションボタンでアカウントを追加する手順1. メンションしたい人のアカウントページへ移動2. メンションしたい人のプロフィールページの「メンション」をタップ
■スレッドをInstagramDMで共有する機能DMで送信先アカウントを選択し、Instagram上のDMでURLを送信することができます。スレッド投稿をInstagramDMで共有する手順1. 共有したいスレッド投稿の共有ボタンをタップ2. 「Instagramで送信」をタップ
Post by @kenken710 View on Threads
Post by @simabossneko View on Threads
現状は仕様もあり、伸びやすいアカウントや投稿には以下の傾向が見られます。
・Instagramのフォロワーを引き継ぐ形でのアカウント作成になるためか、もともとInstagramでフォロワーが多かったり著名なアカウントが有利
・KWでの検索機能が無いので多くの人が興味をもちそうな動物や食事、絶景などの投稿が伸びやすい
Threadsのアカウントを開設した企業も続々と増えています。Threads上で見つけた企業アカウントの一部をご紹介させていただきます。
■アイラップ【公式】耐熱・耐冷のマチ付きポリ袋「アイラップ」の企業アカウントは、「テスト」としてハッシュタグが機能するかや静止画、動画、Youtubeリンクを投稿。Twitterのキャンペーンやアイラップを使って調理した料理のレシピを投稿。https://www.threads.net/@i_wrap_official■ワークマン公式ワーキングウエア(作業服)・防寒着・安全靴・長靴、レインスーツ(合羽)の専門店チェーン「ワークマン」の企業アカウントは、自社製品を交えた日々の投稿や、質問を投げかける形の投稿でユーザーとの交流をしています。https://www.threads.net/@workman_plus■Panasonic Japan(パナソニック公式)日本の大手電機メーカー「パナソニック」は、まだ投稿は多くないものの家電製品の発信をしていく旨を投稿。体験イベントの告知などにも利用しています。https://www.threads.net/@panasonicjp■ユニクロ公式世界的なアパレルブランドである「ユニクロ」は、新発売の商品やセール情報の発信、コーデの提案などの投稿で、すでに3万人以上のフォロワーを獲得しています。https://www.threads.net/@uniqlo_jp
現段階での企業アカウントにおける発信内容は大きく2種類あります。どちらもTwitterの活用と似ているため、投稿を流用すると、最小限のリソースでアカウント運用ができておすすめです。・プレス記事などをタイムリーに発信していく・ユーザーとのコミュニケーション投稿を発信ただ、今のところThreadsにはフォローしているアカウントの投稿のみを表示するフィードはなく、検索機能もアカウント検索のみに対応していることから、様子を見ている企業も多いかと思われます。プロフィールに「※当アカウントはただいま調整中です」など準備中の旨を記載して、今後のアップデートを待って運用を開始する選択肢もあるのではないでしょうか。以下はThreadsは開設されていますが、まだ準備中となっている企業のアカウントの例です。
■スターバックス公式https://www.threads.net/@starbucks_j■ポケモン公式https://www.threads.net/@pokemon_jpn■コーナン公式|ホームセンターhttps://www.threads.net/@kohnan_official
アプリローンチからわずか2週間ですが、すでに世界で1億ユーザーを超えているようです。CCI Social AdTrimでは、Threadsのサポートパッケージをリリースしております。
Threadsの導入や他社の状況が気になる等、お悩みの際は、CCI Social AdTrimにぜひご相談ください!
我々CCI Social AdTrimは、Threadsに限らず、Twitter、Instagram 、TikTok、Pinterestの知見を持ち合わせており、各企業の取り扱う商材やターゲット層に合わせて、最適なSNS運用スタイルをご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。
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