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【2023年版】23卒インタビュー:Z世代に様々な価値観を聞いてみた

こんにちは!

Z世代研究会です。

今年も弊社23卒(Z世代)にインタビューを実施しましたので、その結果をご紹介いたします!

 

今回は「価値観編」ということで、Z世代にZ世代について聞いてみました。

 

 

■Z世代と呼ばれることをどう思う?

  • 「気にしない」が大半という結果に。

 

自分自身が「Z世代だ」と意識することはあまりないようです。

また、23卒(現在23歳程度)の感覚だと、Z世代=大学生(自分よりも2個下の21歳あたり)のイメージが強いという声もございました。

 

また、Z世代のイメージも併せて聞いたところ、

・タイパ(タイムパフォーマンス)重視

・個人主義

のイメージがある世代という声もございました。

 

「短い時間の中でどれだけ満足度や効果を得られるか」という点が重要視されるようになってきた背景には、デジタル化や技術進化があるようです。いつでもどこでも知りたい情報を手に入れることができる環境が出来上がった一方、情報が溢れすぎてしまったがゆえに自分が手に入れたい情報の精査に時間がかかるようになってしまいました。それが、より短時間で有益な情報にたどり着きたいという思いを加速させ、タイパが重視されるようになったのでしょう。

 

特にZ世代においては、デジタルと共に育った「デジタルネイティブ」です。インターネットが当たり前にある環境で育ったので、大量の情報の中から効率よく有益な情報を探し出すことが当たり前となっています。

 

動画を見ながら別のことをしたり(ながら見)、映画やドラマを倍速視聴する、重要ポイントだけをかいつまんだショート動画を好んで視聴するなど、タイパを重視した行動は様々なところに垣間見ることができます。

 

 

■Z世代が感じる、他世代との価値観の違い

「Z世代とは」に関しては耳にする機会が多いですが、実際にZ世代本人が感じるほか世代との違いはどのようなものなのかを聞いてみました。

 

・お金の使い方

自分たちZ世代よりも上の世代は「貯金」、Z世代は「自己投資・経験投資」。

 

・働き方

Z世代は「ワークライフバランスを重視」「決まった時間の中で完結させる」、自分たちZ世代よりも上の世代は「夜遅くまで働くのが当たり前」。

 

「決まった時間の中で完結させる」というところは先ほどの「タイパ」とも関連しますね。

また、学校生活における休みを取ることへの感覚も変化があるようで、昔のイメージは「皆勤賞」、今は「誕生日は休みを取るのもあり」という感覚が一部ではあるようです。

 

 

■同世代を見るときの「かっこいい」の基準

 

Z世代が感じる「かっこいい」の基準を聞いてみました。(併せてかっこいいと感じる芸能人も聞いてみました。)

 

・自分をさらけ出しても自信がある人

・自分にないものを持っている人

・尊敬できる人

 

「素」「自信」「尊敬」という部分がキーワードとして上がってきました。

 

 

■同世代を見るときの「かわいい」の基準

Z世代が感じる「かわいい」の基準を聞いてみました。(併せてかわいいと感じる芸能人も聞いてみました。)

 

・自分を理解している人

・SNSではビジュアル、リアルではしぐさや話し方

・アイドル(日本はかわいい、韓国は綺麗、のイメージ)

 

主に芸能人では日本・韓国のアイドルが目立ちますね。

 

 

■既製の食べ物についての抵抗感や購買意向

サステナブルや健康志向が目立つようになってきた中、「既製品」に関してどのような感覚を持っているのかを聞いてみました。

 

結論、抵抗感はなく、むしろ重宝しているという回答が多く上がりました。

特に社会人になり一人暮らしを始めた人や、ライフスタイルが変わる時期である新卒メンバーにとっては、頼れる商品の一つになっているようです。

 

 

■飲食店を探す際の意思決定方法

様々な手段で飲食店を探せる時代に、どんな手段を用いて探しているのかを聞いてみました。

 

Instagramでの検索が一番多いようでした。

 

ただし、Instagramで完結するのではなく、Instagramで目星をつけたのちに食べログやGoogle評価などを見ていました。Instagramでは写真メインの情報収集を、食べログやGoogle評価ではテキストベースの口コミでの情報収集を行っているところから、1つの情報だけではなく、複数の情報を見たうえで、その情報の正確性を確かめたり、情報の深堀をしているようです。

 

 

■コスメを購入する際にきっかけとなったもの

SNSでの口コミや情報収集はもちろんですが、それ以外でのコスメを購入する際のきっかけを聞いてみました。

 

「サンプル」をもらい、実際に使てよかったために購入に至ったという声が一番多くありました。逆にノベルティ目当てでの購入はあまりないようでした。

 

 

■おわりに

以上、今回は価値観編ということで、媒体に縛られずに様々な質問をしてみましたがいかがでしたでしょうか?

 

デジタルネイティブだからこその情報収集の仕方や価値観などを垣間見ることができました。

 

引き続きゼトケンでは、Z世代を中心としたマーケティング情報をお届けしていきます!

 

🌟ご相談・お問い合わせはこちらまで:z-ken@cartahd.com