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2023.12.19
リリース以降ユーザー数を伸ばし続け、何かと話題になるTikTok、そのオーガニックでの活用方法について悩んでいる企業様も多いのではないでしょうか。【公式】モンスターストライクのアカウントは2023年3月に開設してから約9か月で94.4K(2023年12月21日現在)ほどのフォロワーを獲得、日々フォロワーを伸ばし続けています。今回は株式会社MIXI、パートナー会社である株式会社大丸松坂屋百貨店をお招きし、11/7(火)に開催されたウェビナーの資料を、一部抜粋してブログ記事としてお届けいたします。「実はTikTokのアカウント開設には勇気がいった」というモンストアカウントが、TikTokでフォロワーを伸ばし、バズり続けている理由を紐解いていきます。
■登壇者
株式会社MIXIデジタルエンターテインメント事業本部モンストマーケティング部 髙森 楓様
株式会社 大丸松坂屋百貨店DX推進部デジタル事業開発マネジャー 浅沼 紗都美様
株式会社 CARTA COMMUNICATIONSメディアソリューションディビジョンSocial AdTrim部 加藤瑠奈
■モンスト公式TikTokプロジェクトの運用体制
本プロジェクトでは、CCIと大丸松坂屋百貨店で協業し、MIXI様のTikTokアカウントの運用のお手伝いをさせていただいております。各社の役割としてはスライド左側ブルーの全体ディレクション、レポーティングや効果検証の領域をCCI、右側ピンクの企画、撮影などの制作領域を大丸松坂屋様で担っております。
―モンスト公式TikTokアカウント開設にいたるまで~目的の設定―今まで扱ってきたオウンドメディアでは届いていない層がいるのではないかという仮説モンストでは TikTok参入前から、各種オウンドメディアを通しての発信を続けていましたが、ここ数年のショート動画の盛り上がりやメディアの移り変わりもあり、今まで扱ってきたオウンドメディアでは届いていない層がいるのではないかという仮説を立てていたそうです。また、モンストとしては10代男子を中心とした若年層へのアプローチが課題となっていたこともあり、若年層が多く利用している TikTokを活用することを検討。
本格運用の前にテスト的に立ち上げたアカウントにて、TikTokの特徴を上記の4点と定義し、モンスト公式TikTokでは認知・接触拡大に振り切る形で運用の方針を決定。他メディアや広告だけではリーチできないIPの露出によって、既存・新規にとらわれず、主に10代を中心とした若年層(Z世代)への接触拡大を目的としたアカウント開設を目指す形で着地したとのこと。そこで開設したアカウントが【公式】モンスターストライクになります。
■モンスターストライクのアカウントがバズり続ける理由―「バズる」アカウントには理由がある―アカウント立ち上げから9か月で多くのフォロワーを集めているだけでなく、再生数も安定して高い数値で推移しており、バズり続けているアカウントと言えるかと思います。もちろんモンストのコンテンツ力もございますが、バズるアカウントにはしっかりと理由がございます。
「バズというのは一見、偶発的に生み出されているように見えるが実は公式がある」というお話がウェビナーの中でありました。まずは「どのようなアカウントを作るのか?」というアカウントコンセプトを「テーマ×フォーマット×演者」の3要素の掛け算で決定していくことが重要。この3つの総和を最大限大きくする、アカウントコンセプトを設計することがとても大事なポイントになっていきます。単純にTikTokで流行っているダンスやフォーマットを真似ていればバズが作れる時代は終わり、よりオリジナリティや「企業ならでは」の情報が求められるのが現在のTikTokのトレンドと言えるかと思います。モンスト公式TikTokアカウントがバズを生む3要素の掛け算この掛け算をモンスト公式TikTokアカウントに当てはめて設計したアカウントコンセプトがこちらです。
このコンセプトをもとに設定したテーマは「モンストの裏側を探る」というものです。企業だからこそ見せることのできるゲーム制作の裏側、イベントの裏側をテーマとして置きました。フォーマットは「中の人に裏側を伝えてもらうVlog形式」をとっています。Vlog形式は、昨年から引き続きTikTokでトレンドとなっているフォーマットで、中の人のリアクションやキャラクター性も見せやすいため、比較的長尺でも飽きられず、裏側としてお伝えしたい内容をエンタメ性を持ってしっかり見ていただけるフォーマットと考えています。演者には、日頃モンストの新着情報の発信やイベントでの登壇を担う「モンスト中の人」に出演いただいています。顔出しができない企業様も多いと思いますが、演者の顔出しはマストではなく、取り上げるテーマやフォーマットによってアレンジやインフルエンサーの活用をしていくことも可能です。我々Social AdTrim経由でインフルエンサーのアサインも可能なので、TikTokの運用や動画の制作がしたいが、演者のご用意が難しく悩んでいる企業様もぜひ一度ご相談くださいませ。
アカウントコンセプト、テーマ、フォーマット、演者の方程式を揃えた次は動画1本1本にも方程式を当てはめて制作しております。企業アカウントからの発信において①をマストとして、②③④のバランスを調整しながら企画を作ることが動画が伸び続ける理由と我々は考えています。
■TikTok運用の効果検証について伸びる動画を作ったらおしまいというわけではなく、我々Social AdTrimではその効果検証まで行っております。
TikTokも他のSNSと同様に効果検証は重要です。スライドのようなサイクルでPDCAを回し、我々Social AdTrimでは定量面、定性面の両面をもとに動画を分析、次の企画のための改善のご提案を行っております。
また、アカウントのレポート以外にもCCIはTikTokを運営しているByteDance社と、週次の定例やメッセージツールを利用して密なコミュニケーションを取っておりますため、最新のアップデートやトレンドもご共有しております。
まとめこのようにして、アカウントコンセプトの設計から企画、動画制作、効果検証までワンチームで一気通貫してサポートさせていただいており、TikTokアカウントを伸ばし続けることができていると考えております。CCI Social AdTrimでは、企業様のアカウント運用をしてきた数々の実績を生かし、SNSでユーザーにささるコンテンツ制作をサポートします!お気軽にお問い合わせください!
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『半年でフォロワー10万人獲得!大丸松坂屋百貨店に聞く、TikTok企業アカウントの成長戦略』のアーカイブを公開しました。
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