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2021.09.10
※2021年9月10日公開済
こんにちは!Z世代研究会です!
前回までの記事では、若年層を陽キャと陰キャに分けたときのメディアの利用態度の違いについてご紹介しましたが、今回からは、業種別の購入経路や頻度についてフォーカスを当ててみていきたいと思います。
今回はその第一弾として、Z世代の「日用品」の購入行動についてご紹介します!
「日用品」は、全体の54%ものユーザーが直近1年で購入や申込をしたと回答しており、「食品・飲料」に次いで全13業種中2番目に購入率が高い業種となりましたが、購入時に使用されるメディアについては以下のような結果となりました。
1位に輝いたのはダントツで「Instagram」、そして3位が「Youtube」となっております。
2位には「テレビ」が入っており、他業種と比べると日用品を購入する際テレビを参考にする若年層が比較的多いことが分かりましたが、全体的にはSNSからの影響が大きそうです。
また、下位に位置している「各ショップ専用アプリ」ですが、他業種と比較すると全業種中第3位となっており、比較的購入時に使用しているユーザーが多いことが分かりました。
メディアを通して情報が欲しい商品カテゴリーを見てみると、日用品はSNSの情報を参考にしたいユーザーが45%と全業種中第4位、マスメディアの情報を参考にしたいユーザーが39%と全業種中第3位となりました。
上記で述べた通り購入率も高いため、日用品の情報が欲しいと思っているZ世代は比較的多く、SNS、マスメディア共に高い結果となりました。
また、日用品業種内のメディア別順位を見てみると、1位がテレビ、2位がInstagramとなりましたがあまり大差はなく、3位がYoutubeという形となりました。
また、各メディアベースで業種別順位を見てみると、テレビは全業種中第2位、ラジオは第4位、新聞・雑誌はどちらも第3位と、マスメディア全体を通して比較的高い順位となりました。
SNSを見てみても、Facebook、SmartNews、グノシー、各ショップ専用アプリ全て、全業種中第2位となっており、日用品の情報が多くの媒体で求められていることが分かりました。
特に、各ショップ専用アプリについては、日用品購入時に使用しているZ世代は少ないものの、もっと日用品の情報が欲しいと感じるZ世代が多く、各ショップ専用アプリへの広告出稿の需要は高い可能性があると考えられます。
この通り、メジャーなYoutubeやInstagram以外でも、日用品の情報が欲しいと感じているZ世代が多いことが分かったので、これを機に是非広告出稿を試してみてはいかがでしょうか?
日用品の購入頻度については、全業種中、食品・飲料に次いで2番目に購入頻度が高い業種となりました。
最も多かった回答が月に2~3日となり、その後月に1日、週に1日と続いており、多くのZ世代は月に1~4日程度の頻度で日用品を購入しているようです。
今回は、日用品の購入態度についてご紹介いたしました。
まとめると、
・他業種と比べると日用品を購入する際テレビを参考にする若年層が比較的多いが、全体的にはSNSからの影響が大きく、Instagramを参考にする若年層が最も多い。
・テレビ、Instagramで日用品の情報を知りたいと思っている若年層が多い。
・多くの若年層は月に1~4日程度の頻度で日用品を購入している。という結果となりました。
テレビからの影響をまだまだ受けているようですが、SNSの影響もそれ以上に大きく、媒体に限らず多くのZ世代は日用品の購入に対する意識が高いという事が分かりました。
次回は、化粧品の購入行動についてご紹介いたします!
★ご相談・お問合せはこちらまで:z-ken@cartahd.com
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