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2022.06.24
※2022年6月24日公開済
こんにちは! Z世代研究会です。前回の実態調査に続き、今回は普段目にする「PR投稿」について、Z世代がどのようなイメージを持っているのか?PR投稿に効果的なメディアはどれなのか?またそれはなぜなのか?など、広告的観点でご紹介します!
自分の見た投稿が「PR(広告)」であると認知しているものの、そのままその投稿を閲覧(視聴)すると回答したZ世代の割合は6~7割に上り、中でもPR投稿の認知度が高いメディアは以下のような結果となりました。
Topは「Youtube」で、次に「TikTok」「Instagram」と並ぶ結果になっています。これを投稿好意度別で見てみると
「Youtube」「TikTok」「配信メディア」では半数以上がPR投稿を好意的に受け取っており、主に動画投稿メディアが好印象であることがわかります。
「動画投稿系メディア」のPR投稿が好印象に見られていることが分かりましたが、好印象に思う理由としてYoutubeでは「信用できる・参考にする・親しみがもてる・説得力がある」という回答が多く、規模の大きいインフルエンサーが投稿している事から、信頼性が高くなっていることが分かります。
▼【Youtubeでよく見るインフルエンサー】
またTikTokでは「興味がわく」と感じる人も多く、PR投稿で商品を見た後実際に検索する人も多くいるという結果になりました。
上記で述べた通り、信頼性が高いとされるのはインフルエンサーであることから、身近に感じられる人のPR投稿であればあるほど受け入れられやすく、信頼されやすい傾向にあると考えられます。
先ほどとは反対に、Z世代からの好印象が低い結果となったのが「配信アプリ」です。「配信アプリ」はポジティブな印象と少しネガティブな印象が共存する結果になりました。
一見矛盾した結果に見えますが、配信アプリでLIVEをしているインフルエンサーの規模が他メディアのインフルエンサーに比べて小さい点が、Youtube・TikTokに比べて影響力が低い傾向にある一方で、配信アプリの特徴であるLIVE形式の投稿によって、安心感や自分向けであると感じる面もあるようです。
このことからZ世代に信用されるにはある程度、規模のあるインフルエンサーの方が好印象を与えやすい傾向にあることが分かります。
ここまではZ世代の感じるPR投稿のイメージをご紹介してきましたが、果たしてZ世代は好印象に思うPR投稿から購入へと行動を移すのでしょうか?
動画投稿型メディアでインフルエンサーのPR投稿を目にしたZ世代の多くは、「興味をもった」「商品検索した」と回答しています。
中でもYoutubeは興味を持っただけではなく「商品を買った」と回答した割合が高く、一番態度変容が起きたメディアであることが分かりました。
今回はZ世代が感じる「PR投稿」へのイメージをご紹介しました。
まとめると…
・PR投稿と認知しつつ、その投稿を好意的に感じられるのは、主に「Youtube」「TikTok」「配信メディア」などの動画投稿系メディアである。
・信頼性が高いとされるPR投稿はインフルエンサー発信のもので、やはりZ世代は身近に感じられる人の影響を受けやすく、信頼しやすい傾向にある。
・PR投稿を目にした後、一番態度変容が起きていたのは動画投稿メディアで、中でも「Youtube」である。
という結果になりました。
Z世代ならではのPR投稿へのイメージや行動結果を知ることができました!
次回は、インフルエンサーが与える購買行動の詳細についてご紹介いたします!お楽しみに!
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