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2024.02.08
※この記事は現時点(2/20)での情報です。新情報があり次第、随時最新版にアップデートしていきます!
Twitter元CEOが立ち上げたSNS「Bluesky」が、新しいSNSとして話題を呼んでいます。
これまで「Bluesky」は招待コードを所持する人物からの招待が必要でしたが、2/6に招待制が廃止され、誰でもアカウント作成ができるようになりました!
Blueskyは招待制が廃止となってから24時間で68万人が新規アカウントを作成しています。
そこで、今回はBlueskyの基本機能やXとの違い、企業アカウントでの活用法を解説していきます。
【参考】 「Bluesky」、招待コード廃止で新規ユーザーが激増。1日余りで約68万人が新規登録か
目次
・Xとの違い
- ① トレンド欄がない
- ② ハッシュタグ(#)がない
- ③ 投稿時の最大文字数が異なる
- ④ 鍵アカウントが作成できない
- ⑤ DM(ダイレクトメッセージ)機能がない
- ⑥ 投稿に画像は添付できるが、動画は添付できない
- ⑦ 投稿予約ができない
- ⑧ レポートで確認することのできる数値が限られている
- ⑨ 広告がない
・企業が活用するには?
・2/20更新!最新情報
・まとめ
Xとの違い
Xは10月にイーロン・マスクが買収を行って以来、ユーザー間で機能改悪への批判が目立つようになりました。
そんな中、Twitter元CEOが立ち上げたSNS「Bluesky」が、Xに替わるSNSとして注目を浴びています。
「Xから移行すべき?」「結局Xと何が違うの?」という人のために、Xとの機能の違いをまとめてみました!
※CCI Social AdTrimが調査した違いとなり、すべての仕様を網羅できているわけではございません。
① トレンド欄がない
Blueskyのタブには、「ホーム」「検索」「フィード」「通知」の4項目がありますが、話題のモーメントを確認するために便利な「トレンド欄」は実装されていません。Blueskyはトレンド欄の代わりに「フィード欄」があることが特徴ですが、こちらは自分で見たいコンテンツを抽出して選ぶ機能であるため、話題や流行を追う機能とはまた違ったものになっています。
② ハッシュタグ(#)がない
Xではモーメントや流行の言葉などをハッシュタグ(#)と呼ばれるタグにして投稿することができましたが、Blueskyには現時点でハッシュタグ機能はありません。しかし、XではTwitter時代から長く使われてきた機能であるため、Twitter元CEOが立ち上げたSNSということもあり今後実装されるかどうか注目です。
③ 投稿時の最大文字数が異なる
X・Blueskyはどちらも投稿文の長さに制限があります。しかしその数が異なります。
【X】140文字(全角) ※有料プランは最大10000文字
【Bluesky】300文字(全角・半角問わず)
Xでは投稿文が入りきらずに続きをツリーに繋げている例も見られましたが、
Blueskyは300文字と倍以上の長さで投稿できるため、1投稿に収めて投稿しやすくなっています。
④ 鍵アカウントが作成できない
Blueskyでアカウントを作成すると、自動的に公開アカウントに設定されます。
現在のBlueskyでは非公開アカウントに設定する機能は実装されていません。
⑤ DM(ダイレクトメッセージ)機能がない
DMは特定のアカウントと非公開でやり取りをする場合に便利な機能ですが、BlueskyではDM機能は実装されていません。XやInstagramなどのSNSにおいてDMは基本的な機能となっているため、今後実装される可能性はあると考えられます。
⑥ 投稿に画像は添付できるが、動画は添付できない
Xでは画像・動画・GIF動画を投稿文に含むことができますが、現在のBlueskyで投稿文に添付できるのは画像のみとなっています。Xに替わるSNSとして注目されていたMeta社の「Threads」でも動画投稿は可能となっているため、今後の実装に期待したいですね。(Threadsの最新情報記事はこちら)
⑦ 投稿の予約ができない
XではPCのブラウザ版から予約投稿が実施できますが、現在Blueskyでは予約投稿の機能がございません。
⑧ レポートで確認することのできる数値が限られている
Xでは、自分の投稿のエンゲージメント数やインプレッション数など、様々な数値を見ることができます。一方でBlueskyでは「いいね」「リポスト」「コメント」の数値しか見ることができないため、Xと比べ伸びやすい投稿などを分析しづらくなっています。
また、Blueskyでは自分以外のアカウントの「いいね欄」は見ることができません。
⑨ 広告がない
Xではタイムラインやリプライ欄に広告が表示されることがありましたが、Blueskyでは今のところ広告掲載はありません。しかし他SNSを含むほとんどのサービスサイトやアプリでは、広告から収入を得ることが基本となってきているため、Blueskyでも今後の動向に注目です。
企業が活用するには?
XやInstagramをはじめとするSNSは、個人ユーザーが情報を発信するだけでなく、企業や団体が認知を広げるツールとしても必要不可欠なものとなっています。
他のSNS同様、今話題のBlueskyを活用したいと考える企業様も多いと思います。そこで、Blueskyでの企業活用について解説していきます。
Blueskyに進出しているアカウント例
<著名人>
・ナガノ(@ngntrtr.bsky.social)さん
「ちいかわ」などの代表作を持つイラストレーターのナガノさんは、開始1日でフォロワー15万人に。
▲ ナガノさんの投稿
・しぐれうい(@uishig.bsky.social)さん
イラストレーター・漫画家・個人Vtuberとして活躍するクリエイターである、しぐれういさん。開始1日でフォロワー7万人に。
▲ しぐれういさんの投稿
現時点(2/8)のBlueskyでは、クリエイターやそのファンを中心に進出が進んでいるようです。
特にアニメ・声優・Vtuberなどのジャンルに関連した企業は、いち早くアカウント作成を行うことが成功のカギとなりそうです!
また、Xと同様日本人ユーザーが多いため、以前からXでのSNS活用を行っていた企業や、日本人をターゲットとしている企業におすすめのSNSです。
企業アカウントが続々と進出
招待制廃止から約2週間の間に企業アカウントが続々と進出しています!
・セガ公式アカウント(@sega.jp)
今回紹介する企業アカウントの中でも特にいち早く進出したアカウントです。
ドメイン名を公式用に作成しており、通常ユーザーとは形式の違うIDになっています。
投稿頻度は数日に一度で、現時点では日常投稿がほとんどです。
・葬送のフリーレン 公式(@frieren.websunday.net)
現在、公式アカウントの中では最もフォロワー数の多いアカウントです。こちらもドメイン名が公式用となっています。
Xでは約50万人のフォロワーを持つアカウントで、Xと似ているBlueskyのユーザー層とマッチするアカウントといえます。
更新頻度も高く、Bluesky上でのみ投稿されるイラストなども人気で、アカウント作成から短い期間で多くのフォロワーを獲得しました。
・ウェザーニュース公式(@weathernews.jp)
Xでは64万人のフォロワーを持つウェザーニュースも、Blueskyにいち早く進出しています。
投稿内容はXで投稿されたものと同様で、天気に関する最新情報が毎日投稿されています。
・ナウル共和国政府観光局(@nauru-japan.bsky.social)
こちらは企業アカウントではなく、官公庁系のアカウントです。
フォローバックを行っていることも影響し、フォロワー数がかなり多いアカウントとなっていますの一つです。
フォロワーとのコミュニケーションを活発に行っていることが特徴です。
気を付けたい点
今後ユーザーが増える可能性があるため、早くからウォッチしておきましょう。
また、なりすましアカウント防止のため早めにアカウントを作成しておくのも重要となりそうです。
※ただし、Blueskyでは独自のドメイン名を後から設定することができるため、あとから開設した場合でも、企業公式であることを証明できます。
後述する4つの公式アカウントでは、独自のドメイン名を作成・使用しています。
【参考】Twitter引っ越し先候補のSNS「Bluesky」がまさかのドメイン販売サービス開始、自分専用ドメインで簡単に本人証明可能
また、アカウントを開設する前にBlueskyの利用規約を一読しておくこともおすすめいたします。
Bluesky利用規約(英語版)
Blueskyコミュニティガイドライン(英語版)
現在企業の商用利用を制限する項目の記載はございませんが今後規約がアップデートされる可能性も有ります。また日本法人等がない状況のためサポートなどが受けられにくい点もご注意ください。
\ 2/20更新!最新情報 /
招待制廃止から約2週間の間に様々な動きがありました!
ユーザー数はどれくらい伸びた?
Blueskyによると、2/6から2/11までの5日間でユーザー数が130万増え、450万に達したと発表しました。
順調にユーザー数を伸ばしている一方で、同日のThreadsのアクティブユーザー数1500万人と比べるとまだ少ないことがわかります。
ただし、Threadsは世界中で利用されているのに対しBlueskyは日本人ユーザーが多く、公式からも日本語の投稿がされたことで話題となりました。
日本人ユーザーをターゲットとした投稿の場合は、まだまだ期待できるSNSといえるのではないでしょうか。
▲ Bluesky公式アカウントの投稿
【参考】招待コード廃止のBluesky、アクティブユーザー数は3倍以上に増加するも、Threadsには依然及ばず
まとめ
今回は、Xに替わるSNSとして話題のBlueskyについて解説しました。Xと比べまだ使うことのできない機能も多いですが、今後随時実装されていくことでしょう。
Blueskyの導入や他社の状況が気になる等、お悩みの際は、CCI Social AdTrimにぜひご相談ください! 我々CCI Social AdTrimは、Blueskyに限らず、X、Instagram 、TikTok、Pinterestの知見を持ち合わせており、各企業の取り扱う商材やターゲット層に合わせて、最適なSNS運用スタイルをご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。
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